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沖縄の海
宝石のようにきらきらと魚たちが泳ぐ沖縄の海は、「美ら海(ちゅらうみ」の名にふさわしい海洋生物のパラダイスです。その透明度は世界でも指折りと言われ、生態系を維持するサンゴ礁の形成に必要な環境をもっています。だけど、私たちは魚やサンゴに触れたり、魚を捕ったりしません。大切な生態系を守り、次の世代へ引き継いでいくためです。
海の生き物たち
穏やかな暖流の黒潮に恵まれた沖縄の海には、多種多様な海洋生物が生息しています。イルカやクジラ、ウミガメ、ウミウシを始め、イソギンチャクに隠れて生活するカクレクマノミや、蝶のように美しい色彩のチョウチョウウオ、鮮やかな黄色と4本のラインが目を引くヨスジフエダイなどは海の人気者です。その他、魚類のなかで世界最大級を誇るジンベエザメやエイの最大種であるオニイトマキエイ(マンタ)も、沖縄の海域に暮らしています。
景色を楽しむ
水中のお楽しみといえば、生物だけではありません。色々な場所からの景色は非日常的な場所でいっぱいです。水中からみた太陽は、ゆっくりと揺れていて、太陽にも、海の底へも引っ張られる感覚を覚えます。また、岩の下からのぞきこむと、光のカーテンが静かに降り注ぎ、未知の海底探検をしている気分に包まれます。